こんにちは!亀吉です!
今日は、正直地味だけどカッコいい“大人の通信銘柄”として注目している NTT(日本電信電話株式会社) にフォーカスします。
✅ 正確な2025年6月時点の配当情報
✅ NTTの過去10年配当推移と増配実績
✅ KDDI・ソフトバンクなどとの比較
…を通して、なぜ私がこの銘柄を長期保有しているか、その理由を楽しくシェアします!
🧾 配当金情報(2025年6月版)
NTTの株主還元方針によると、2025年3月期:中間2.6円/期末2.6円=年間合計5.2円(実績)。
さらに、2026年3月期は中間2.65円+期末2.65円=年間5.3円へ、15期連続増配が予定されています。
2025年6月時点の配当利回りは 約3.4%。株価150円前後を想定すると、3%台半ばで安定して受け取れる見込みです 。
🗓 NTTの過去10年配当推移(分割後調整)
NTTは過去10年、地味だけど確実に育つ配当を続けてきました。分割調整後の数字で追うと以下の通り:
- 2015年度:年間2.4円
- 2016年度:2.4円
- 2017年度:3.0円
- 2018年度:3.6円
- 2019年度:3.8円
- 2020年度:4.2円
- 2021年度:4.6円
- 2022年度:4.8円
- 2023年度:5.1円
- 2024年度:5.2円
- 2025年度(見込):5.3円
つまり、10年で配当は約2倍以上に!地味ながらも増配を続ける姿勢は、長期投資家にとって大きな安心材料です。
📶 他の通信株との比較
では、ライバル企業と比べてどうなのか?KDDIとソフトバンクの最新配当を見てみましょう。
✅ KDDI(9433)
- 2025年3月期実績:中間70円+期末75円=年間145円
- 2025年は株式2分割後、実質配当は40円+40円=年間80円(24期連続増配予定)。
分割前なら配当利回り約3.1%、分割後でも実質増配が続く堅実さが魅力です。
✅ ソフトバンク(9434)
- 2025年3月期実績:中間43円+期末43円=年間86円
- 2026年3月期予想:中間4.3円+期末4.3円=年間8.6円(分割後)
配当性向は約78%と高く、利回りは約3.9%。ただ成長余力が少なく、利益が下がれば減配リスクもあります。
🔍 グラフで見る比較(イメージ)
銘柄 | 配当(年間) | 利回り目安 | 増配連続 | 配当性向 | コメント |
NTT | 5.2→5.3円 | 約3.4% | 15期 | 約43% | 安定的で健全、分割調整後も増配継続 |
KDDI | 分割前145円/分割後80円 | 約3.1% | 24期 | 約41% | 長期増配、複数事業への分散も強み |
ソフトバンク | 分割後8.6円 | 約3.9% | 数期? | 約78% | 利回り高めだが減配リスクあり |
※注:株式分割後の配当は実質的に調整されるため、比較の際は注意が必要です
💡 なぜNTTが“通信株の王者”なのか?
- ゆるやかでも確実な増配センス:15年連続で増配、過去10年で2倍配当に
- 分割と増配の両立:株式25分割(2023年7月1日)経緯でも配当調整しつつ増配継続
- 健全な配当性向:40%前後:利益に余裕があり、将来の増配余力あり
- 安定インフラ+政府株主:倒産リスク極小、通信需要増、政府がNTT株式の約3分の1を保有
- IOWNなど未来投資も忘れない:光→無線技術で10倍速・100分の1消費電力を目指す構想あり
🎯 私の結論:「地味だけど、信頼できる」
NTTは、爆発的な株価上昇を狙う銘柄ではありません。でも、安定で安心感のある配当+政府の支援カード+未来技術への投資という三拍子揃いです。
もちろん、KDDIやソフトバンクもそれぞれに魅力がありますが、私の投資ポートフォリオの“土台”にするなら、NTTはとても頼もしい存在。通信株といえば真っ先に名前が挙がるのには、理由があるんです。
🧘♂️ 投資スタンス別おすすめ
- じっくり安定重視 → NTT
- 事業分散と配当+サービス重視 → KDDI
- 今すぐ高利回り希望&割安投資狙い → ソフトバンク(ただし要注意)
✍️ 最後に
投資は人それぞれスタイルがありますが、私はNTTの「安定的な増配・技術未来への取り組み・政府の安定支援」が気に入って長期保有中。
これからも配当金の成長を楽しみながら、IOWNの進捗にもワクワクしていたいなと思っています。
※この記事は投資結果を保証するものではありません。投資は自己の責任で判断してください。
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