積水ハウスは「住まい」を超えて「まち」をつくる企業。長期保有にふさわしい成長&安定銘柄!
こんにちは!亀吉です!日々の投資先に悩んでいるあなたへ。あなたがもし、安定した配当収入を得ながら、未来の街づくりに貢献できる企業に投資したいと考えているなら――積水ハウスはまさにその理想像です。この記事を読むことで、理想像だと言える積水ハウスの魅力がわかります。
積水ハウスは、住宅メーカーとしての顔だけでなく、都市開発・リース住宅・海外事業など多角的なビジネスを展開する総合住生活企業。直近の決算では厳しい市況の中でも高い収益力と安定した配当をキープし、投資家に安心感を与えています。
【理由】住宅市場の変動にも強い、分散経営と高収益モデル
住宅業界と聞くと、「景気の波に左右されやすい」というイメージがあるかもしれません。しかし積水ハウスは、そのイメージをいい意味で裏切ります。
理由は大きく3つ。
① 高収益なストックビジネス
新築住宅の建設だけでなく、賃貸住宅「シャーメゾン」やリフォーム、マンション管理など“ストック型”の事業を数多く展開。これにより、景気の波を受けにくい安定した収益源を確保しています。
② 都市開発事業の拡大
「グランドメゾン」など都市型の大規模開発や再開発プロジェクトも強化中。東京都心をはじめ、全国主要都市での高付加価値物件の開発が利益を押し上げています。
③ グローバル展開
アメリカ、オーストラリアを中心に海外展開にも積極的。特にアメリカ市場では、現地住宅ニーズを的確にとらえ、着実に収益を積み上げています。
この3本柱により、日本国内の人口減少というマクロリスクに対しても“攻め”の姿勢を維持しているのです。
【具体例】2025年1月期第1四半期決算のポイント
では、実際の最新決算(2025年1月期 第1四半期)からその強さを見ていきましょう。
■ 売上高・利益ともに増収増益!
・売上高:8,940億円(前年同期比 +15.1%)
・営業利益:602.8億円(−15.9%)
・経常利益:468.1億円(−34.1%)
・四半期純利益:333.7億円(−33.8%)
・EPS:約51.49円/株
✔️ 年間配当金(2025年1月期実績)
種別 | 金額(円/株) |
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中間配当 | 64円 |
期末配当 | 71円 |
合計配当額 | 135円 |
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中間64円+期末71円=年間135円の実施が決定済み
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期末配当は当初予定の65円から、業績好調を受けて+6円増額の71円に修正 。
配当性向(連結ベース):40.2%
→ 中長期目標「配当性向40%以上」をしっかり維持。
✔️ 2026年1月期 配当予想
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中間:72円、期末:72円、年間合計:144円(予想)
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持続的な14期連続増配を継続へ 。
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想定配当利回り:現在株価 ≒3,238円時点で約4.45%
🔍 要点まとめ
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増収減益:売上高は+15%増の8,940億円。一方、利益面は大きく落ち込んでいるのが現状。
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配当は着実:年間135円を確定。配当性向もガイドライン通り。
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来期も増配見込:144円への増配予想で、14期連続増配を継続。
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高利回り:配当利回り4%超と魅力的。中長期的な安定収益と株主還元姿勢が光ります。
■ 自社株買いによる株主価値向上も
2024年には400億円規模の自社株買いを発表。資本効率の改善を意識した経営が伺えます。
【結論】“住まい”を起点に、“未来の街”をつくる企業に投資しよう
積水ハウスは、単なる住宅メーカーにとどまらず、「人と環境と住まい」の調和を大切にしながら、街そのものをデザインしていく企業です。
安定した利益基盤、高水準の株主還元、そして未来を見据えた都市開発と海外事業。
2025年以降も「住環境のトータルカンパニー」として、暮らしの豊かさを支える存在であり続けることでしょう。
【まとめ】積水ハウスはこんな人にオススメ!
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✔ 配当金を安定して受け取りたい人
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✔ 日本株でも長期で成長を期待したい人
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✔ ESGやサステナビリティを重視する人
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✔ 不動産関連でも景気耐性の高い企業に投資したい人
家を建てる企業から、街の未来を描く企業へ
積水ハウスは、ただ「家を建てる」会社ではありません。人の暮らし、地域の未来、そして地球環境との共存を真剣に考える企業です。
投資先としてだけでなく、企業としての姿勢にも共感できる積水ハウス。ポートフォリオの一角に、こんな企業を加えてみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
※本記事は投資結果を保証するものではありません。投資判断は自己責任でお願いします。
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